鉄道博物館(大宮)の見学
大宮の鉄道博物館は、大分以前からあり2008年にも見学に行ったことがありますが、昨年だったか、リニューアルしたということで、再度、忍川の自然に親しむ会で見学に出かけた。
今回は、一部の家族の方の参加もありました。
博物館では、ボランティアガイドをお願いして1時間半で、鉄道の展示フロアの説明を頂きました。
博物館のメイン展示は、イギリスから来た1号機関車の弁慶号でかってと同じですが、新しい車両も多くレイアウトなどは一新されていた。
弁慶号で話題になったのは旧型連結装置で、中央の鎖で連結を行い、それだけではガタガタして不安定なので左右に付けたダンパーのバネで突っ張り、振動を抑える方式でだったという。ただ、この方式では、急なコーナーは曲がれないないなどの欠点があり、いろいろな方式が考えられたが、現在は、日本人が考えた方式が多くの場合で使われているという。
現在の方式は歴史展示館の方に展示があり、実際に試してみることができるようになっていました。
この連結器では、写真の左の○の中の棒を引き上げることで連結が外れ、車両を軽く衝突させると連結するようになっています。ただ、作業員が挟まれるなどの事故も発生しているということでした。
特急と急行の違いは、その快適性にあるということで、特急ではスピート以外に、座席でもいろいろな工夫がしてあるということでした。
昔の車両は、座席も小さく、つり革は低かったようです。
第二世代の新幹線では、先端のノーズ部分が長くなりました。また、雪に強くなり、新潟方面の運行ができるようになったということです。
ブルートレインの特急「あさかぜ」は寝台列車で東京・博多間を昭和31年から運行したという。
最後は新幹線の警笛のデモンストレーションがあり、最大音量で警笛を鳴らしました。警笛は二つの音を同時に出していて、最大1.2km先まで聞こえるということでした。
この後は、昼食と歴史館の見学、記念品の販売の訪問など行い帰宅を行いました。
また、鉄道の知識が深まったように感じました。